
「俺は後継ぎ用だったんだろうな。投資は沢山されていた」
無機質の如く家庭について語る京介。
一見、ぶっきらぼうで我儘な言動の裏には意味があった。
京介が本当に望む、巴との関係とは……?
ツンデレ男性×恋に不器用な女性のすれ違いイチャラブコミック「イジメラレ体質~お見合い相手の太い指でイ…ク…~」
念願の同棲生活がはじまり、今までよりも交わり愛することが多くなった京介と巴。
しかし、巴には将来に対する不安が生じており、更には京介の弟・渉との距離感に頭を悩ませていた。
一時は京介が心無い暴言を吐いてしまい、雲行きが怪しくなるが、双方が『今までとは違う行動』を起こすことで関係性がより強固になる。
しかし、別の修羅場がすぐに発生。
パートナーが出張中で色々とできない巴は己を慰めている途中、京介が帰って来てしまい……
極甘な絡みからはじまる9話。
京介の掘り下げ(実家に対する想いや巴に好意を抱いたきっかけ)もかなりされている濃厚な内容となっています。
※本ページは「イジメラレ体質9話」のネタバレありレビュー記事です※
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Contents
【解析】イジメラレ体質9話
登場キャラクター
細川 巴[ほそかわ ともえ]
将来への不安を抱く中、京介・渉の兄弟間に板挟みになりながらも奮闘するものの、気分を害した京介に暴言を吐かれ、互いの関係性が変わっていないことに気づく。
その後、自身の意見を電話で伝え、確実な進歩を噛みしめるが別の修羅場に巻き込まれ…
蟹田 京介[かにた きょうすけ]
渉との関係を機に巴に酷い言葉を投げつけてしまうが、自ら謝罪するなど、大きい変化が生じている。
今後を心配する余り、巴父から現実的な問いかけをされる際、巴に好意を抱いた理由と、勘違いされやすい性格の根本が判明する。
蟹田 渉[かにた わたる]
京介の弟。
兄弟仲は良くなく、当人の人懐っこさを超えた言動で巴を困らせる。
来るなと言われた京介と巴の同棲先に再び姿を現す。
ストーリー・魅どころポイント
甘過ぎるトラブル!無意識に変わった巴の気持ち
自身を慰めている最中、仕事が早く終わった京介が想定より早く帰宅。
恥ずかしい場面を見られてしまい、慌てる巴でしたが「続きを見せろよ」と京介に命令され、そのままイジメられながら愛される展開に。
行為を終えた後、コン●ームの控えがないことに気づく京介。
「次からは無しでイイ?」
今までは不安が勝っていた巴でしたが、電話での和解後のためか、自然と幸せと思う感情が勝っていたことに気づきます。
巴父の現実味を帯びた疑問と答え
甘い修羅場の翌々日、京介と巴は細川家(巴実家)に。
巴の父親は、京介にどうしても聞きたいことがあると語ります。
「……どうして巴を選んだ? 生活状況・環境も違うだろう?」
京介ならば、同じ生活水準の異性と付き合うことは容易いはずなのに。
現実的な問いかけに対して京介は、自身の家庭環境を隠さずに話し出します。
家族と顔を殆ど合わせない生活
勉強漬けの毎日
縛りが多い状況と価値観が原因で同級生と上手くいかない日々
弟ばかり構われる状況
「…俺はいつも一人でした。対して巴さんは、いつも人に囲まれていて……憧れていたことは確かです」
巴に惹かれた経緯を言い切ると、頭を下げ、巴を幸せにすると誓う京介。
一方の巴は、京介の本音を聞き、胸を高鳴らせると同時に『京介が誤解されやすい行動を起こす基底』を察したようで。
(いつも……一人だった……?)
京介が心の底から欲しがっている物の正体
京介の紳士的な返しに心を打たれ、巴の父親は娘を託す決意をすることで
細川家関係の問題(蟹田家との身分差結婚を心配する件)は解決に至ります。
しかし、巴の心中には京介の「いつも一人だった」という言葉がひっかかている様子。
「塾とか勉強とか……大変だった?」
「ああ……投資はたくさんされてたな。別に変じゃない経営存続のためなんだろう」
自身が『後継ぎ用』として父親から投資されていたこと。
両親は役不足を感じたのか、弟を作ったこと。
けれど渉は自分とは異なり、甘やかされて育ったこと。
「正直……羨ましかったな」
京介の本音を改めて聞いた巴は、彼が渉との件で暴言を吐いた理由を悟ります。
本当に京介が望む物を……
その矢先、同棲先に渉の姿が。
謝る弟に対し、京介は辛辣な対応で追い返そうとしますが
「……これからも来てイイよ」
京介の意思を無視するかのような言葉を口にする巴。
話には続きがあり……

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【感想】蟹田兄弟の確執の落とし所が絶妙だった
序盤で京介×巴のイチャイチャではじまり、二人の今後を安心して見れそうな終わり方で最高に後味の良い回でした。
(最初のイチャイチャについては、詳細を書くとブログがBANされるかもなのでぼかしまくってます)
巴父が自身の立場(元請けが京介の父親の会社)関係無しに京介に痛い所を突く質問をするシーンからの京介が巴に惹かれた経緯と己の家庭環境について包み隠さず話す展開は胸熱でした。
どちらも誠意があるから故の解決……凄く良い!!!
全編通して序盤から巴父は何かと微妙な立場に置かれつつ、娘を心配していたのが辛かったので心が晴れたような描写にも涙が……。
そして、蟹田兄弟の関係性についても、ご都合すぎなく良い方向に行っているようで安堵しました。
京介は渉を羨ましいと思い、渉は何故か京介に嫌われて(嫉妬されて)も仲良くなろうとするが毎回、悪い結果になる……という不器用というかもはや長年の家庭環境が生んだ溝が深すぎる状態で巴がいなかったらずっとあのままいがみ合ってたのかなと感じました。
渉は当人なりに兄と歩み寄ろうとしてたのに拒絶されて悲しいなあ…と思いながらも、京介の立場だったらやっぱり手放しで可愛がるのはきついと思ったので。
これは大きい会社を経営している家系にはありがちながらも、巻き込まれる子供はたまったもんじゃないですよね。
ちゃんと巴が『京介の絶対的な味方でいる』のを主張しながら渉と今後についてを話すシーンが個人的に凄く好きでした。
初期に比べると、本当に巴は成長したなあ……と実感。
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