わたしの幸せな結婚

【ネタバレ感想】わたしの幸せな結婚4話「おかしな婚約者」|清霞と美世に進展がある最中、裏では新たな悪意が生じていた

わたしは毎晩、悪夢を見る。
居場所がなくなり、不要となっていく夢を。

それはきっと、自分が無価値な人間だと忘れないようにという戒めなのだろう。


 

家族に愛されなかった薄幸少女と、冷徹な男が紡ぐ『幸せ』がテーマの和風ファンタジー作品「わたしの幸せな結婚」

前回は、清霞の過去(美世が来る前の婚約者たちとのトラブル)が露わになり、彼の気苦労が垣間見えつつ、美世との進展フラグが見え隠れする内容となっていました。

しかし、肝心の美世は清霞と違い、能力者ではないことなどに気負いしている様子。

4話では、再び悪夢に苦しめられる美世から始まり、その悪夢を消してくれるかもしれない光の予兆が!?
……となりつつも、清霞や美世の知らぬ所では、新たな悪意が発生しているようで。

美世のいた、斎森家と1話に登場した幸次の家(辰石家)の闇についても改めて知れる話となっています。

 

※本ページは「わたしの幸せな結婚 四話・おかしな婚約者」のネタバレありレビュー記事です※

▼すぐにご購入・試し読みをしたい方はこちら▼
(ネタバレ無しで、試し読み/ご購入リンクまで移動できます)
(雑誌系は対象作品の試し読みができないことがあります)

【解析】わたしの幸せな結婚 四話「おかしな婚約者」

登場キャラクター

斎森 美世[さいもり みよ]
家族から愛情を貰えずに育った女性。
清霞とゆり江のお陰で暖かい感情が胸に過るものの、自身の無価値さを自覚しすぎるが故に受け入れられずにいる。

久堂 清霞[くどう きよか]
対異特務小隊の隊長にして、美世の婚約者。
過去の婚約者や母親が原因で異性不信になっているが、美世に少しずつ興味を抱きはじめている。
美世のあらゆる意味で変わった部分に違和感を生じ、斎森家の内情に不穏感を抱く。

ゆり江
清霞に幼い頃から仕える親代わりの使用人。
美世に関心を抱く清霞を微笑ましく思い、二人が結ばれればと願っている。
清霞に頼まれ、彼と共に斎森家調査の手伝いを行う。

 

ストーリー・魅どころポイント

再び悪夢に苛まれる美世と彼女に当たる小さな光

母親の遺品を捨てられた夢に続き、再び悪夢にうなされる美世。

 

自分に情をかけて大切にしてくれた使用人が、継母に解雇されてしまった思い出。

能力を開花した香耶を抱きしめ、褒め称える父親と継母の姿。
香耶とは違い、能力の開花が絶望的と判断され、周囲から白い目で見られる自分。

(わたしの居場所と価値がどんどんなくなっていく……)
(普通でいい…暖かい家に生まれたかった……)

 

目を覚ました美世は、悪夢を見る理由を『自身の価値の無さを忘れてはいけない戒め』だと思うことで現実に戻るのでした。

 

 

その後、台所でゆり江と会う美世。
朝食の準備をどうするか問われた美世は、昨晩の清霞との会話を話します。

例の一件に罪悪感が生じていたのか、清霞は美世に朝食の件を謝罪していたとのこと。
それを聞いた ゆり江は、笑顔を浮かべ、美世の手伝いをすると申し出ます。

 

朝食の準備を終えた美世は、清霞から一緒に食べるように言われ、共に食事をとることに。
清霞の下に合うかと心配を募らせていた美世だが、返ってきた言葉は

「美味い。ゆり江とは少し味付けが違うようだが悪くない」

 





清霞と美世の進展と斎森家への疑問

人から貶されることばかりの人生だった美世は涙を浮かべ、喜びます。

そんな美世の涙を見た清霞は動揺。
ゆり江と比べてしまったのが悪かったのか…など、脳裏を巡らせる中、様々な疑問が色濃くなっていきます。

初めて、美世を見た時から生じていた違和感。
それは……

(美世は普通の名家の娘として育っていなかったのではないか?)

 

朝食を終えた清霞は、ゆり江に美世の件を相談します。

恐らく、直接本人に尋ねてもはぐらかされるだろう。
ならば、自分たちで調査するしかないと判断した清霞は『現在の斎森家』を本格的に調べることを決意します。

 

美世の隠された力が波乱の元に!?

清霞とゆり江が斎森家について疑問を抱く一方。
美世の父親は辰石家(美世の幼馴染・幸次の家)の当主と会談をしていました。

辰石家は、美世の実母が持っていた、人心に干渉する力である『薄刃の血』を欲しているようで美世を勝手に久堂家へ嫁がせたことを非難。
(幸次の兄と美世を婚約させ、『薄刃の血』の能力を手に入れる手はずだった)

 

香耶を可愛がるあまり、美世を適当に扱う父親。
金の卵が欲しい意味で美世を求める辰石家の当主。

(香耶を重要視するあまり、美世の価値を見謝っている…)

 

耄碌した斎森家に愛想をつかした辰石家当主は、
美世をどうにかして久堂家から奪えないかと黒い野望を抱き……

「わたしの幸せな結婚4話」
試し読みはこちら

各サイトでは、1~7話が一気に読める単行本版も購入できます
(書き下ろし小説など、単行本版限定特典あり)

【感想】美世は幼馴染と結ばれなくて良かったのかもしれない

1話を読んだ際、幸次と美世が結ばれたなら…と思っていた時期がありましたが、幸次父の企みを見ると、仮に辰石家に嫁いでも、幸次ではなく、幸次の兄(未登場故、どんな人かは判断できず)と結婚しなきゃいけないし、人間というよりも、金の卵を産む鶏という道具扱いされるので、久堂家に来て良かったのかも。
最悪の場合、産む機械として消費される結末もありえそう。

幸次は幸次で、優しいけど(美世を庇った説もあるので断定はできない)香耶との婚約を受け入れて抗えなかったから、辰石家の中で美世を救えたか怪しいし……
クソポエムしながら自分に酔って結局何もできないとか、ありえそうで。
いや、まだ幸次についてはジャッジしたくない気持ちも。

 

更に、その辰石家当主(幸次父)が今後、清霞と美世を引き離そうとしそうで不穏極まりありません。
美世父の無能っぷりは素なのか、意図があってわざとなのかも気になるところ。
前者だとチープすぎるので後者の方が嬉しい。

 

清霞は、少しずつ美世にデレだして可愛くなってきましたね!!!!
例の朝食の件をわざわざ謝るだけでなく、明日も作ってくれと頼む時と、美世の涙を見た際に動揺する表情が個人的に萌えました。

美世を泣かせてしまったのは、ゆり江の料理比べたからか?と悩んじゃう不器用さは、美世と似た者同士感あって良いなあ……

清霞が美世に興味を持つ描写と、それを見て嬉しく思う、ゆり江さんが愛おしい……
あと、清霞がゆり江さんに相談したりするシーン、さりげなくも、ガッツリ信頼してる感が出てて好きです。

そして、とうとう清霞が美世自身というよりも、彼女の背景について不信感を抱き調査をする展開!!!
胸熱と思う反面、清霞は婚約が決まった際に斎森家について、きっちり調べなかったんですかね。
美世父も適当な感じで娘を嫁に出したようですし。
この当たりは今後、回収されると、ありがたいです。

 

冒頭での美世の回想では、自分を大切に想ってくれていた人間(使用人の花)がいることが判明した矢先、継母のせいで解雇されたオチが悲しい。
美世が初日に見た悪夢(実母の道具を継母に捨てられた)に出て来た解釈で良いのかな?
花さんに関しては、いずれ何らかの形で登場しそうですね。
悪い意味での再会(花さんが実は悪者だったor斎森家におどされ美世に何かをする)で無いことを祈りつつ。

 

 

試し読み・お得に買える電子書籍サイト紹介

『わたしの幸せな結婚』は

  • 1話ずつ読める単話版
    ※2021年8月現在、18話まで公開中
    ※単行本より最新話が早く読めるメリットあり
  • まとめて一気に読める単行本版
    ※2巻(~14話)まで購入可能
    ※書き下ろし特別エピソード(小説)収録

の2つから購入可能です。

単行本版には特典小説が収録されているので、新規さんは単行本版(+単話版で未収録分を購入)がオススメです。
また、2巻は限定特典が40P超ある特装版も販売中!

 

電子書籍サイトでは、常に紙媒体版ではあり得ない大幅な割引・還元キャンペーンが行われています。
(例:50%オフ、ポイント60%分還元、ログボで1,000円分のポイントGetなど)

情報を知れば知るほど、好きな作品をたくさん読める&作者さまへ貢献可能!

 

現在、お得なキャンペーンをしているのは↓こちら↓
(こちらは随時更新しております)

■Amebaマンガ■

  • 初回限定!100冊まで全作品が半額で購入できる超お得キャンペーン実施中

 

■DMMブックス(旧:DMM電子書籍)■

  • 毎日更新!最大100%OFFでゲットできる割引キャンペーン
  • 2021年10月の毎週金曜日は少年少女漫画ほぼ全部30%還元
RELATED POST
わたしの幸せな結婚

【ネタバレ感想】わたしの幸せな結婚3話「初めてのゆうごはん」|信頼できぬ家から嫁いできた娘は、息をするように謝るおかしい女だった

2021年2月18日
面白い電子書籍を探すならコミレビュ!
新しく来た婚約者は、息をするように謝り、庶民に劣る格好をし、食事をまともに食べようとしない。 ……どうやら、本格的にお …
わたしの幸せな結婚

【ネタバレ感想】わたしの幸せな結婚12話「お礼の宴」|美世を苦しめる悪夢は仕組まれていた!?幸せの傍に潜む不穏因子の正体とは?

2021年3月5日
面白い電子書籍を探すならコミレビュ!
もっと私を頼って良い。すがっても良い。 支え合うのが夫婦だろう? ……願わくば、彼女が深い心の傷から解放されて欲しい …