わたしの幸せな結婚

【ネタバレ感想】わたしの幸せな結婚13話「嫉妬と焦燥」|アレと同じになってはいけない…妬み狂った妹の凶行

あなたは、決してアレと同じになってはいけない。

私は、薄汚いおねえさまより、上でないといけない。
清霞さまに愛されるべきは私。
だから……おねえさまの持っている物は、私の物にならなきゃいけないの。


 

家族に虐げられ続けた幸薄い少女と、訳アリ冷徹男の『幸せ』がテーマの和風ファンタジー作品「わたしの幸せな結婚」

12話では、清霞と美世が第三者が入れない雰囲気を出したり、五道を交えて楽しい食事会をして…と穏やかなシーン多め
後半では、美世が作品初期から毎晩見ている『悪夢』についてが触れられていました。

どうやら、美世の悪夢は誰かが仕組んでいた可能性があるようで、今後、物語と密接にリンクしていきそうですね。

今回の話では、美世を馬鹿にし、虐め続けていた香耶が、美世の恵まれていた現在を見てしまい…
美世とは別の意味で深い傷を持っている香耶による自分本位な作戦の内容とは!?
また、香耶の過去についても知れるストーリー性重視の回となっています。

 

※本ページは「わたしの幸せな結婚 十三話・嫉妬と焦燥」のネタバレありレビュー記事です※

【解析】わたしの幸せな結婚 十三話「嫉妬と焦燥」

登場キャラクター

斎森 美世[さいもり みよ]
家族から虐待を受け続けていた薄幸少女。
清霞との関係を深めていく内に自尊心が少しずつ戻り、荒れていた心も見た目も戻りつつある。
ゆり江と共に清霞の職場へ差し入れを持って行った帰り、事件に巻き込まれてしまい…

久堂 清霞[くどう きよか]
美世の婚約者にして、対異特務小隊の隊長を務める男性。
激務で帰宅できないでいたが、美世からの差し入れに表情を緩ませる。
辰石家から監視されているため、婚約者の身を案じ、お守りを持たせている。

斎森 香耶[さいもり かや]
美世の異母妹。母・香乃子と共に姉を虐げていた。
幼い頃から母に(美世とは違う類の)虐待を受けていた過去が判明する。
現在の恵まれた美世の姿を見た瞬間、嫉妬と母からの呪いで狂いはじめてしまう。

辰石 幸次[たついし こうじ]
美世の幼馴染。現在は訳あって香耶の夫。
香耶から、美世を餌に正気の沙汰ではない計画を持ちかけられ、拒絶する。

ストーリー・魅どころポイント

香耶の過去と痛々しい現在

美世に数え切れぬ傷を負わせてきた異母妹の香耶。
彼女には華やかな見た目とは反し、暗い過去がありました。

 

「決してアレと同じになってはいけないのよ」
「アレは斎森の娘などではないの」

それは、幼い頃、薄汚い着物を纏い、家事をさせられる美世を見た香耶が、母・香乃子に問いかけて返って来た言葉。

 

澄美のせいで真一と別れさせられた香乃子は、逆恨みをこじらせ、美世を無能だと貶すだけではなく、香耶に『何に関しても、美世より上でいること』を強いていました。

その中には暴言などの酷い物も含まれており、香耶の中には
『アレ(美世)と同じにはなってはいけない』という言葉が呪いの如く刷りこまれていました。

 

次第に、それが当たり前となった香耶は当然の如く、美世を貶すようになり…

(からっぽの可哀想なおねえさまは…優秀な私より同等になってはいけないの)

嫉妬と母の呪詛で狂った女の『自分本位』な計画

「信じがたいものを見た…美世…君の姉の今を…」

辰石家当主からの言葉を聞いた香耶は、嫌な予感を抱きながら『式』を発動させ、美世の現状を確認。
すると……

 

「嘘……あれが……おねえさまなわけが……」

『式』越しで見る美世は、別人のように美しい身なりをしており、使用人(ゆり江)と笑顔を浮かべて歩いていました。
そして、更に、美世の傍には香耶がひと目ぼれした男性の姿が。

(あの方が、久堂清霞さまだったの!?)

 

同時に過る不条理。
……おかしい。
自分より下で汚い姉が、清霞に愛され、綺麗な格好をして幸せになっている。

香耶は、香乃子から何度も言われ続けた
『アレと同じになってはいけない』という言葉が迸ります。

 

そして、自分の言うことを何でも聞いてくれる父・真一や、夫の幸次に『美世と自分の立場を取り替えたい』と相談をしますが……

 

清霞と穏やかな日々を過ごす美世の幸せは再び崩される

香耶のことなど露知らず、美世はゆり江と共に、清霞の務め所へ足を運んでいました。

 

現在、清霞は激務で家に戻れずの状態。
そんな婚約者のために、美世は差し入れを持って訪れたのでした。

「お食事をとられたか、心配になって…」
「そ、そうか……それは助かる」

あからさまに表情は変わらぬが、はにかむ清霞とそれに気づく美世。

 

清霞を気遣い、すぐに帰ろうとする美世とゆり江。
帰り際に清霞は、かつて美世に渡したお守りを持っているかと、やたら確認する姿が…

 

美世は帰り道、清霞に渡されたお守りを家に忘れていたことに気づきます。
ゆり江と相談し、寄り道せず帰ろうと話していた矢先……清霞の心配事は、奇しくも、的中してしまうことに。

【感想】香耶の可哀想な手遅れ感が残酷な回だった

ある意味、香耶が主人公の回でした。

本作初期や、幸次との喧嘩・ゆり江とのやり取りで久堂家を貶しながら退散したシーンを見る限り、香耶は精神年齢が凄く低い&親の影響であの性格になったんだろうと予想していましたが、主に母親(香乃子)が原因と確定しましたね。

幼い頃から完璧(美世と同等になってはいけない)を求められ、美世を虐げるのが日常なのを繰り返したら性格歪むよね……と同情心が芽生えると同時に、真一や幸次に「婚約者取り替えて」って平気で言ったりするシーンやこれまでのアレコレを思い出すと、手遅れ感もあり、なんとも残酷なシナリオだなと感じました。
次から露呈する、事件を経て痛い目にあってどうなるかで今後が分岐しそう…

そういえば、香耶自身も斎森家が今後、衰退するのを知っているシーンが印象的でした。
美世を虐めたい・自分凄いしたい一心で気づいていないと思っていたので。
…と思うと、なんで幸次と結婚したんだろう。
対清霞と違って惚れて結婚したいとせがんだ訳ではなさそうだし。

 

あと、今まで、香耶を溺愛し、なんでも言う事を聞いていたらしい真一が今回に関してはそうでなく、更に、香耶に対して美世を忘れるようにとやたら言う描写が気になりました。
香乃子は、ほぼ100%逆恨みのクズですが、やっぱり真一は何か秘密(当人が意識していなくても)があるのかも…

幸次、以前はへたれ気味でしたが、今回は美世を餌に出されても香耶に厳しくできて頑張ったな!!と思っていたら、ラストで美世が拉致られているので、恐らく香耶は辰石当主(幸次の父親)と手を組んだっぽいですね。

 

そして、清霞と美世、初々しい新婚夫婦感出てて可愛かった!!!
差し入れ持って来て貰い、さりげなく照れる清霞と、それを察する美世のやり取り+それを見守るゆり江さんが微笑ましくて……!

今回の清霞(さりげなく、美世とゆり江さんを気遣う台詞など)を見ると、美世の影響は大きいものの、元は優しい不器用な男性だったんだなと改めて感じました。
ゆり江さんはそれを知ってるから、ずっと傍で仕えている的な。
いつか、清霞とゆり江さんのエピソードも読んでみたい。

 

例のお守り、辰石家からの監視→美世にも被害が行く可能性を考えて何らかの念を入れたやつかのかなと予想。
しかし、それを美世が忘れた(美世に悪意は全く無い)矢先に…なのが辛い。
美世が今後、お守りの件でかなり落ち込みそうですし、拉致られた先で何をされるのか…

 

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