「いざとなれば、あんな小娘ごとき、どうにでもできますから」
有能な実業家は表の姿。
実は、裏社会と繋がっており、多数の女性を地獄に落としているらしい紫音。
19話では、京香だけでなく数え切れぬほどの女性を薬で依存・崩壊させていたことが発覚。
更には、紫音の依存から抜けようとしたエリカが残酷な制裁を受けることに…
今回はうらみんTVメンバーの調査パートがメイン。
相変わらず紫音のガードは固く、決定打は入手できないものの、19話で不信極まりなかったメンバーの正体が発覚する重要回となっています。
（ネタバレありの内容ですが、核心的な内容は避けております）
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Contents
【解析】復讐チャンネル ウラミン20話「行き詰まり」
登場キャラクター
吉浦 みのり（うらみん）[よしうら みのり]
うらみんTVの運営者。
紫音の調査に行き詰っていたが、あるメンバーの発言がきっかけで重要な情報を手に入れる。
紫音[しおん]
多数の会社を経営している優秀な実業家。
裏では薬で女性を依存させ廃人に、自分の元を離れようとするならば平気で手にかける非情な男。
エリカ[えりか]
かつて紫音に縋り生きていた女性。紫音が経営するMamildaのトップ嬢で竹宮京香の先輩。
紫音との子供を身ごもったのを機に依存から抜け、離れる準備をしていた矢先、外道な制裁を受けてしまう。
ストーリー・魅どころポイント
うさピョンの意外過ぎる正体と紫音の新たな一手
紫音が『黒』である決定的な証拠が掴めずにいるうらみんTVメンバー。
各メンバーが聞き込みをするものの、関係者は全員口を紡ぐ状態。
更に竹宮京香への尋問しようにも彼女は既に紫音に洗脳済みの可能性を考えるとリスクが高い……
万作尽きたと誰もが落胆していた矢先、みのりはメンバーの一人『うさピョン』が欠席していることに気づきます。
「存在薄いから忘れてた」
「元々、今回の調査に協力的じゃなかったしねえ」
「あ、あの……うさピョンさんのことなんだけど、Mamilda（紫音が経営しているキャバクラ）の傍で似た声を聞いて……」
「裏で紫音に情報提供してんじゃねーの！？」
みのりは、『うらみんTVに登録した際に貰った顔写真』と『Mamildaのキャスト紹介ページに並ぶ女性たち』を重ね、顔認証していくと、あるの人物と一致し…！？
うらみんTVが少しだけ紫音に近付けている一方。
Mamildaのキャスト・エリカ。
本名・関泉美は、紫音により大けがを負わされ病院に。
一命を取り留めたものの、お腹の子供は亡くなっていました。
エリカはひき逃げの状態で見つかり、事件性があるのは明確。
生まれて来るはずの子供の命を奪った犯人に憤りを感じた刑事たちが捜査をはじめようとした瞬間、上層部からとんでもない電話が……
『本件は関泉美が転倒して負傷したもの。事件性は一切無い』
【感想】うさピョンの正体が意外だった…そして紫音がガチでヤバい権力持ちでどう勝つのこれ…？
紫音、裏社会だけでなく警察上層部とも繋がってるってどうやって倒すのこれ……な絶望感を感じながらな読了でした。
今後、うらみんTVが紫音の犯罪情報入手して世間に流されても揉み消されるフラグにも感じたり。
しかも台詞的に警察が手を回さなくても紫音個人で不都合な人間消せるっぽいのでこれはやっぱり反社的な人間と相打ち（盛枝の時みたいな感じで）とかじゃないと止められないのでは…？
あまりに紫音の情報が得られないので、途中で京香に事情聴取来したり、彼女を囮にするような描写が来るかな？と思ってはいたんですが、みのりは彼女を全く信用してなかったようで。
理由（京香が洗脳済みの可能性）は正論なものの、今後、京香がカモ経由で情報を流してもみのりがどこまでそれを信じられるかが関わりそうな予感。
19話で露骨に怪しいうさピョン、思ったより早く正体が判明しましたね。
（私は紫音が好奇心で潜入してると予想してたけど、よく考えると紫音がわざわざそんなことしないよなと今更気づく）
うさピョンの正体および、ようやく掴んだ情報はどう活かされるのか…うさピョンの正体である某人物の人の状態を考えると、ガチの決定打的な情報に行くか怪しいですよね。
恐らく次回描かれるであろう、みのりがうさピョンの正体とどうコンタクトをとるか、相手がどう出るかは大きい分岐になりそうで楽しみ。
あと本編とは関係ないですが、冒頭に出て来た紫音の信者かつMamildaのキャストの女性二人、めちゃくちゃ可愛くて好みでした。特にパッツンロングの子。
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