
「切るしかないよね…女も旦那も…」
結婚式当日に浮気していた父親の子供が幸せになれるわけない。
陽はお腹に宿る子を諦めると言った矢先に、産んでくれと泣いて頼んでくる木。
木の支離滅裂な浮気理由と言い訳を理解できず、陽の心は曇って行く一方。
しかも、謝るだけで木はそれ以上のことはしてこない。
進展のない夫婦未満生活が続いて行く最中、陽を気にかける人物の影が!?
※本ページは「はじまらない結婚3話」のネタバレありレビュー記事です※
(核心的なネタバレは避けています)
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Contents
【解析】はじまらない結婚 3話
登場キャラクター
陽[よう]
木の浮気で離婚を考えているが、決断しきれずにいる。
3話内では彼女のやや傲慢な部分が木の性格で緩和された過去が描かれている。
木[もく]
結婚式当日に陽の幼馴染(星)と浮気し裏切った男性。
陽に不貞を謝るものの、現時点ではそれ以上の行動をしてこない。
住谷[すみや]
陽の後輩。1話で木と星の浮気現場を密告した人物。
その後の陽を気遣う姿が描かれている。
ストーリー・魅どころポイント
正反対だからこそ惹かれあえた陽と木の過去
(木って本当マイペース…空気を読まない)
陽は今まで自分の価値観を肯定してくれる相手と付き合っていました。
しかし、木は違う。
例えば、職業柄、こだわりたい新居の家具も「貯金を考えてコスパ重視」と言ってくるなど折れない部分では折れない。
けれども、癇癪を起し不貞腐れた陽をさりげなく元気付けつつ、譲歩するなど、木なりの解決方法を持っていました。
(これが、新しい形なのかも?)
自分には無い価値観を持っている木となら幸せになれるのではないか?
……そんな純粋な陽の気持ちは、結婚式当日に最低な形で裏切られるのでした。
進展の無い夫婦未満生活…陽の再決断は!?
浮気の件を謝罪したものの、木からこれといった行動は無く、状態は有耶無耶。
星と身体を重ねた経緯なども未だに不明。
他にも木特有の空気が読めない行動の数々……
虚無な夫婦未満生活は、陽の心を確実に曇らせていました。
職場では、陽の後輩・住谷(木と星が不貞関係なのを陽に教えた男性)が心配の余り、気遣ってきます。
住谷と話していく中で、陽は改めて木との関係は修復する気すら起らないと感じ……
「切るしか…だよね。女(星)も……旦那(木)も」

陽も面倒な女説出て来て盛り上がってきた!
『星との浮気』に関しては背景事情があれど、実行してしまった木が悪いと思うし、その後のケアも全然してないっぽいので、何だこいつ…クソかよ…ってなってましたが、浮気発覚前の日常パートに限定するなら陽も大概な性格なのが露呈して個人的には盛り上がってきた!!!と大喜びしております。
(性格が最高に悪い読者)
(でも浮気に関しては、陽がよほど木を追い詰めた経緯がなければ陽が擁護されるべきだと思ってる派)
職業の延長で家具にこだわりがあるのは分かるけど、貯金がそこまでないのに、高いのを買いたがるってめちゃくちゃ地雷案件なのでは?
しかも、意見が合わない木に暴力振るったり、その後も「木が折れて譲歩しろ」みたいな感じだったし…自分の価値観がNo1なやつ。
特にカートぶつけられるの、凄く痛いの体感してるので今までヘイト集めまくってた木に同情してしまったよ……
だからこそ、木の今まで交際した男性とは別なタイプに惹かれたのかも。
1話で木&星の浮気を密告したの、陽の職場の後輩くんだったんですね。
そして、住谷と陽の会話から、星は陽の幼馴染だけれど、ご無沙汰な関係値っぽい様子…
星がどういう感じで陽と再会したのかとかも大きな鍵になりそう。
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