「オレと産みましょう？何でも…しますから……」
木の無責任な発言で揉めてしまう二人。
翌日のパパママ教室に参加できなくなった陽は、後輩の住谷に付き添って貰うことに。
住谷の好意を知って断った経緯があるのに頼ってしまった罪悪感に押しつぶされそうになる陽。
対する住谷は、陽への気持ちを抑えきれなくなり再度、告白。
子育てを手伝うとも言い出し……
更に自宅にお呼ばれされ、陽の心の内は！？
※本ページは「はじまらない結婚10話」のネタバレありレビュー記事です※
（核心的なネタバレは避けています）
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Contents
【解析】はじまらない結婚 10話
登場キャラクター
陽[よう]
住谷から改めて告白されるが、ある理由から断ってしまう。
それは、木への愛情云々ではないようで。
住谷[すみや]
陽の後輩男性。
パパママ教室に付き添った際、陽を放っておけなく、気持ちを伝えなおす。
その後、自宅へ陽を招く。
ストーリー・魅どころポイント
住谷の家へお呼ばれする陽
「頼ってくれたらそれで嬉しいんですよ」
住谷から告白され、家へ招かれる陽。
彼は下心だけがあったわけではなく、陽の身体を心配しての行動でした。
（そこまで想ってくれるの…嬉しいよ）
パパママ教室に嫌な顔せず付き添ってくれた
自分を頼って欲しいと言ってくれる
身体を気にして家へ招いてくれる
……そして、自分を慕い好意を抱いてくれる
ここまで誠意のある人は他にいるだろうか？
住谷に頼りたい、心動くものがある。
けれど、今の陽にとって一番重要なのは……
陽が住谷の告白を断った「本当の」理由
（私はどうして断ったんだろう……）
住谷の家を出た後、陽は彼からの真面目な告白を再度断った理由を考えます。
無責任で裏切り続ける木に未だ期待をしているから？
それよりも、陽には『大切かつ譲れない物』があることを気づきます。
自身がすべきことを決めた陽は早速、SNSを開き、星のページへアクセスし、あるボタンを押しました。
陽の再決断！次に彼女が木へする行動とは！？
前回（9話）の感想で散々、陽の選択が悪手だったとか、住谷の告白が不穏とか言って申し訳ない気分になる10話でした。
住谷、家へ呼んでも手を出すことは絶対にしなかった（陽の意思を尊重していた）のは好感度かなり爆上がり。
毎回、変に疑って罪悪感が出てしまう…住谷…本当にごめんなさい。
住谷の好意は、陽自身の生き方を肯定してくれた相手（否定してきた星とは対になっている）という意味では、木とは別枠の大切な人だったんだなと今回で感じた次第です。
何らかの形で彼の想いは報われて欲しい……
そして、陽は「女性」ではなく「母親」としての自覚が強くなっているようで、一番は木…ではなくなった模様。
（女を捨て切れずアレな母親には絶対にならなそうな陽を尊敬する一方、頑張り過ぎて壊れてしまわないか心配になってしまう）
個人的に10話内でお気に入りなのが、星のSNS画面を見ながらの独白シーンです。
私だったらかなり恨みが交った言葉を浮かべそうですが、あそこまでやられてあの台詞を出せるのが陽の強みなのかなと。
そして、ある意味、星に対しては一番の反撃法なのかも。
一応、星については当分、平気（？）そうなので、次は木への行動！
住谷と陽の回想シーンで語られた
「手放したいけど出来ないこと＝いいかんじのことではない」が適用（断捨離）されるのか？
もしくは、今まで描写されない、木サイドの独白話がくるのか……！？
陽の心理描写が絶妙なので、印象が更に悪くなるかもですが、木の内面もぜひ描いて欲しいなと願わずにはいられません。
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