
今、私は京介に信用されていない。
これはかつて、私が京介にしたこと。
……同じ事は繰り返したくない。
「寂しそうにしてたら慰めたいし、励ましたい……だから、逃げないで」
ツンデレ男性×恋に不器用な女性のすれ違いイチャラブコミック「イジメラレ体質~お見合い相手の太い指でイ…ク…~」
そろそろ婚姻届を役所に出しに行こうと話していた矢先、父親の緊急搬送により、社長代理を任された京介。
段々とやりがいを感じた上に、父親から期待されていたと聞き奮闘するものの、効率を重視する余り、役員と衝突し、信頼は急降下。
様子を見に来た父親からもきつい評価を下されることに。
自身の力不足に落ち込む京介は、帰宅した巴を見るなり襲い出すが……
失意の京介を巴は救うことができるのか?
また、幼少期から京介が抱き続ける父への複雑な想いも綴られ、切ない内容となっています。
※本ページは「イジメラレ体質11話」のネタバレありレビュー記事です※
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Contents
【解析】イジメラレ体質11話
登場キャラクター
細川 巴[ほそかわ ともえ]
社長代理として奮闘するが、躓き、失意する京介から逃げずに向き合う。
また、彼が長年抱いていた家族への複雑な想いを知り、改めて絆を深めあう中、何気ない発言で予想外のプレイに発展してしまう。
蟹田 京介[かにた きょうすけ]
父親の急病を機に期間限定で社長代理となるものの、効率性ばかりを見てしまい、重役をはじめとする周囲からの信頼を失い、父からも辛辣な評価を貰ってしまう。
失意のうちに巴に当たってしまい……。
11話内では父親との確執や本音が露呈される。
ストーリー・魅どころポイント
京介に襲われる巴が生じた感情は恐怖ではなく……
「何かあったの!?」
「は?なんもねーよ、巴を抱きたいだけ」
巴より先に帰宅していた京介の目は鬱ろ。
心配する巴の気持ちを余所に京介は、無理やり事をしはじめます。
押し倒され、抵抗できず、衣服を無理やり取られ、上着のボタンが取れ……
話も碌にできない状態に巴は恐怖よりも『寂しさ』が先立ちます。
「やめて!」
明確な拒絶の言葉で、京介は我にかえります。
しかし、自身の気のおかしさに吐き気を催し、外泊する(巴を距離を置く)と言い残し出て行こうとする始末。
何を聞かれても「お前には関係ない」としか言わず……
(どうして何も言ってくれないの?)
ショックを受けた巴は、かつて自分が同じことを京介にしていたのを思い出します。
父親に愛されてないと自覚する京介の独白
京介は父親と幼い頃から、殆ど顔を会わせずにいました。
父の活躍は、母や仕事仲間と名乗る大人たちから聞き、間接的に知るだけ。
久しく会えても問われるのは、学業や成績のことのみ。
渡したプレゼントもずっと机の上に置いたままで、開けられることがありませんでした。
更に、クラスメイトは父親と遊びに行ったり沢山の思い出を作っているのに自分には無い。
そんな状況を『仕方が無い』と懸命に解釈していたのに、弟ができたら自体は一変し……
(どうして……僕がいるのに……)
その疑問が大人になっても解消されることはありませんでいた。
過ちがあったからこそ向き合えた巴と京介
勝手に決めて、行動を起こしていく。
相手の意思など気にもせず。
この流れは、かつて自分が京介と距離を置こうとした時と同じだと思い出した巴は……
「逃げないで!」
「しつこいぞ、やめろ!!!」
出て行こうとする京介にしがみつき、話を聞こうとする巴。
振り払われそうになっても必死に抵抗します。
「寂しそうにしてたら慰めたい……好きだから知りたい!」
『京介の絶対的な味方』でいると決心した巴の意思に感化された京介は、自身の暴走を省み、これまでのことだけでなく、今まで話さなかった父親との関係についてを語り出します。
深い事情まで話してくれた京介に巴はお礼を告げますが、京介は「甘やかすな、今度暴走したら殴れ」と照れた返しをします。
「……京介になら、なにをされてもいいよ」
巴の何気ない言葉。
それは彼女の無理やりされそうになったことへの答えでもあり、京介のスイッチを再び入れる物でもありました。

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【感想】京介&巴の唯一無二な関係描写とSMイチャラブのセットに大満足
暴走がちな京介に対して、恐怖よりも寂しさを感じ、彼の真意を聞こうと一生懸命になる巴に涙しました。
初期で京介の尖った言動に委縮したり気落ちしていたのが嘘のようで……
過去の巴が京介と距離を勝手に置いたエピソードがこういう形で活かされるの、とても絶妙で上手いなと思いました。
京介の「信用されてない」発言の回収方法も好き……!!!
仲直り後、例の発言後のイチャラブパートは良い意味で前半の続きで最高でした。
もう『イジメラレ』はイジメではなく、プレイの一種ですね。
結果的に京介の会社でのやらかしは取り返しができるものばかりだったし、揉めた重役の方とは上手く関係を紡げたようで安心しました。
(あと、過去に出て来た京介父の部下は、例の重役さんかな?)
巻いた種の責任をしっかり行う京介はとても尊敬できるし、彼がこうなれたのは巴の存在もあったのかなと思うと二人の関係はやっぱり尊い……。
京介の父親が語っていた「京介を支える適役は別にいる」は、巴を指しているんでしょうね。
確かに京介の助けになれてる唯一無二の存在ではあるんですが、京介の独白を見ると、何かしらの形で蟹田父子がお互いの関係を清算する回が来て欲しいと思わずにはいられません。
未だに蟹田夫妻からはやや毒親気質(完全に悪人では無いんですが、子供への接し方的な意味で)を感じてしまうので。
京介は父親に愛されてないと思ってるし……
例のプレゼント、忙しくて開けれてないだけで~みたいな誤解が相当積もってそう。
次はとうとう結婚式編(もしくは巴の退職・妊活編?)のような気がしますが、全てが上手くいく展開にしないのが、この作品ならではと思っているので、これ以上何が来るの!?とちょっと怯えている心情です。
むしろ、ずっと出て来なかった京介の(たくさんいたと思われる)元カノが登場するとか?
巴はこれまでの相手に距離を置かれて終わってる感じですが、京介の場合は修羅場っぽいのもありそうだなーと思ったので。
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